昆布クッキーの原材料となる「ぶんこのこんぶ」は、ブルーカーボンの取組みによる養殖昆布です。
毎年、水温が下がる11月頃に種付けされ、約4ヶ月間養殖棚で大切に育てられます。
水温が高いと、発芽した傍から魚に食べられてしまうそうです。
温暖化の影響か、今年は海水温が高い状態が続いたため、2021年の種付けは12月15日に行われました。
ちょっと見えにくいですが、↓これが昆布の種がついている糸

この小さい白い糸を、養殖用ロープに1本ずつ取り付けていきます。
信じられます?
この白い5センチほどの糸状のものに、昆布胞子?がくっついているそうです。
ぜんっぜん、見えへん。

手に持っているの、見えますか?
・・・うそです。もってませーん。これなにしてるんだろ、わたし。

ロープを軽くねじって、こよりに隙間を作り、その隙間に昆布種の糸を差し込みます。
2人一組による手作業。
慣れた手つきでサクサク作業をする漁師さん。

すべての白糸を付け終わったら、海中にある養殖場所へ設置です。
「ぶんこのこんぶ」は、横浜八景島の沖(ちょうどジェットコースターがある辺り)で育てられています。
この辺りの地名は「金沢文庫」、だから「ぶんこのこんぶ」。
ダジャレかい!とひそかに思っていけど、回文ですね。どちらにしても、いとおかし。

おっきく育って来いよー!
*ブルーカーボンの取組みはこちらの記事を参考にしました(参考:Yahoo!Japan SDGs)
「おっちゃんの話は聞くな」CO2を出せない時代に、横浜から始まる変革