メデリスト先輩方は、ほぼもれなく釣り好き。
今回は、淡水魚からはじまる魚愛を余すところなく語っていただきました。
川から海へ、そして毎日愛でながら干物をつくる、魚介スタイリスト先輩の登場です!
メデルネーム「 魚介スタイリスト 」について
これはもう、いただいた名刺そのままですがご自身でつけれられたのですか?
そうです。
魚と色々な形で関わってきて結局、食卓にあがるときのスタイルを提案するのが自分の仕事と思ったので。
はじめはちょっと恥ずかしかったけど…
え、すごく良いと思います!分かりやすいし。
鮮魚を愛でながら解体して、そのコに合った干物にしているんですもんね?
そうそう。そういうことね。
マイベストFISH
早速ですが、マイベストFISHを教えてください
アブラハヤだね。
淡水魚だけど、魚というものを知る原点の魚です。
代謝が早くてすぐ、はらわたが腐っちゃう。
飼育も難しくて、たしか小学校の池で飼っていたけど、長期飼育は出来てなかったんじゃないかなぁ。
とにかく、アブラハヤとの出会いは大きかったですね。
魚に限らず、生き物は人間の思い通りに行かないってことを思い知らされた。
アブラハヤ
淡水魚類図鑑ー神奈川県HP
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/a4y/images/aburahaya.html
わたし、食いしん坊なんで聞いちゃいますけど、アブラハヤっておいしいんですか?
うーん、、おいしくは…なかったかな。
たしか小学校3~4年のときに、食べた記憶があるけど、味はほとんど覚えてないです。
自分で釣った魚を初めて食べたときは、感動した。
でもそれはアブラハヤではなかったな。鮎かウグイ。
釣りは川釣り専門ですか?
いや、海にも行きますよ。でもボートは乗らない。
釣り船に乗ったときの…違和感がぬぐえなくて、おかっぱり専門です。
おかっぱり?
違和感??
沖にはいかず、岸から釣る。磯釣りですね。
なんか、船に乗ったらズルい気がして。魚に対してフェアじゃないというか。
人間の居場所側、陸から釣ることで対等な立場で勝負できる。
だから、釣れた時の爽快感、「勝った!」感が全然違う。
なるほどー!魚愛を感じます。嬉しいです!!(なぜか興奮)
萌えポイント
アブラハヤのどういうところが好きですか?
イチオシの萌えポイントがあれば、教えてください。
どの魚もそうだけど、口をパクパクしている真正面、いいよね。
釣ってすぐの姿を眺めてて気づいたんだけど、尻尾がね、こう…タテに波打って動くんだよ。
ほほー!!
それは面白い!
面白いよね。
ただ左右に振ってるわけじゃない、これには感動した。
生誕日と生態
魚好きを自覚したのはいつ頃ですか?
9歳、近所の川とたんぼ初めて魚を釣って以来、水面をみるとフラフラ~っと近寄ってしまう。
魚がいるんじゃないかって、つい見ちゃうんだよね。水たまりでも。
さすがパイセン。
でも水たまりにいるのは…アメンボさんだけではないかと。
生息域
現在は葉山で干物屋さんされていますけど、きっかけはなんですか?
魚は好きだけど、仕事とは切り離して考えていてね。最初は土建業で働いていた。
24歳のとき縁あって小田原魚市場の子会社に転職して、その後は何だかんだで魚からみの仕事してきたなぁ。
30代半ば頃までは、いろんな経験積ませてもらったよ。
そして、干物好きだから干物屋さんに?
いやー、実は小田原にいた頃は「干物は魚じゃない!」くらいに思ってたんだよね。
あと、魚の生臭さは苦手、というかキライ。
出た!メデリスト先輩のワル発言!!
以前取材した、原始人シェフ先輩も同じことおっしゃっていました。
魚好きにはけっこう「魚の臭いキライ」な人多いんじゃないかな。
なんだか、嫌なんだよね。雑に扱われた結果を感じるというか。
きちんと扱えば、そんなに臭うもんじゃない。
わっ分かります!!(再び興奮)
まぁとにかく、磯料理屋の厨房で働いたり、その繋がりから商品開発とか一次加工とか…8年くらいやってたかな。
独立しようと考えたとき、続けられる魚の仕事=干物屋と決めた。
葉山に出店したのは、ご出身地だからですか?
いや、出身は箱根の方、早川。
葉山に縁者も知り合いもいないけど、三浦半島の海に憧れがあって。
どうせ勝負するなら、自分か思う最高峰の場所で腰据えてやろうと。
縁とか関係性は、これから作っていけばいい。
(かっこええ…)
メデリスト「後輩」のこと
そうそう、これ。(と、手ぬぐい登場)
お店によく来る小学生がくれた、手ぬぐい。
魚好きで知識もすごくて、とても優秀な男の子なんだよ。
すごくない?手作りだよ。
!!!す、すごいっ!かわいいー!!
…感動しちゃいますね。
うん。感動したし、ものすごく嬉しかった。
魚が大好きで、感心するくらい研究熱心。
葉山の漁師、晶ちゃん(アキラ1000%先輩)の手伝いもしているんじゃないかな。
頼もしいメデリスト「後輩」ですね。
手ぬぐいもらったとき、少しずつだけど、地元にご縁ができている実感がうまれたよ。
葉山には観光目的で来る人が大半だけど、なにより若い子たちに魚の美味しさを知ってもらいたい。
うちの干物をきっかけに「魚好きになった!」とか言われたら、めちゃくちゃ嬉しいね。
先輩方それぞれの、偏愛に近い「魚愛」を知ることが、パイセン記事の醍醐味。
今回も、マニアックで深い魚愛を堪能させていただきました!
佐々木良太郎商店
~旨味干魚と熟成魚介~ 佐々木 良太郎商店
【営業時間】11:30~20時 【定休日】木曜日
〒240-0111
神奈川県三浦郡 葉山町一色982
TEL 046-854-9477