さて、今回はまた海辺に戻って真鶴と二宮へ。NPO法人「ディスカバーブルー」代表理事、水井さんのお話を聞いてきたよ。4人…じゃない3人と1頭の父親であるセンパイの、海の英才教育の源は?それでは先輩、お願いしまーす!

カンパチアタックよりキンギョハナダイ

早速ですが「マイベストFISH」を教えてください

好きな魚ってことですか?
うーん…キンギョハナダイかな。

おぉー!いいですね。
南国リゾートの海で出会うイメージがありますが。好きポイントは?

色彩ですかねぇ。海のブルーに映えるというか。
キンギョハナダイの群れに海の中で出会うと「おぉ~!」ってなりますね。
最近は、拠点にしている真鶴の海でも定番で見ることができますよ。

そうなんですね!
意外とメルヘン系ですが、群れなす小魚がお好きということ?

いや、デカいのがダメなんです。
本能的に危険を感じるというか…大きい勇壮な姿は好きだけど、水中では会いたくない。
以前カンパチにアタックされたことがあって、さらにその思いを強くしました。

カンパチって、あの?お刺身の?

そう。
クジラとかサメとかのサイズよりもちろん小さいけど、アタックされるとものすごく痛い。恐怖です。

アウェイの水中では人間は無力ですよね。ご無事でよかったです。

生誕日:物心ついたころから

魚好きを自覚したのはいつ頃ですか?

幼少期は海のそばに住んでいたので、気付いたら生活に魚や海がありましたね。父親の影響もあります。
昔の家だけど、60cm水槽が3つもあって、釣った魚など飼っていました。ドチザメとかもいたな。

それはすごい!
ある意味「海の英才教育」を受けて育ったのですね。

教育だったかは分からないけど、身近にはありました。
中学から大人になるまで都内暮らしでしたが、一人で真鶴までスノーケリングに行ったり、大学時代はずっと水族館でアルバイトしたり。飼育ではなく、接客担当でしたけど。

水族館でアルバイト、憧れます。
一番好きだった生き物はなんですか?

イルカです

水族館といえばイルカですよねっ!!(前のめりに)

色白のイルカ「カレン」とは意思疎通ができてたと思います。2人にしか分からない遊びをしたりして。
そのころには海や魚が好きというより、海洋生物そのものになりたいとまで思っていましたから。

キンギョハナダイに次ぐメルヘン系エピソード、ありがとうございます。
それにしても羨ましい…

生息域と生態

大まかな活動エリアとしては相模湾、真鶴ですか?

出張も行くので、相模湾とは限りませんね。沖縄とか海外にも行きます。
家の目の前も海、出張先でも海。海を見ない日はないです。

海の目の前に住むって憧れますが、大変なこともありますよね。

そうですね、台風や津波は怖いです。だけどそれ以上に、家族みんな海辺のくらしが楽しいんですよね。
朝は、犬を連れて子供たちと散歩するとか、一緒に釣りをするとか。
自分も子供のころからそうだったので、自然と同じことを子供たちにもしている気がします。

海辺で朝のお散歩かぁ。気持ちよさそう!

最近、良かったなというか「よっしゃ!」と思ったのは、娘がTV見ていて「お父さん、あの人ひとりであんなにお魚釣ってどうするの?」と聞いてきたこと。
一緒に釣りに行くので「釣れたら食べる」が身についているな、と。

言葉で「命を粗末にしないこと」と教えただけでは、自然には出てこなかったでしょうね。素晴らしいです。

メデルネーム誕生まで

最後になりますが、メデルネームを教えてください!

いや、メデルネームって…そもそもなんですか?

ミドルネームならぬ、メデルネームですよ。魚と向き合った時のニックネームみたいなものです。
え?ないんですか??

(苦笑)ないですよ、普通。なんでもいいです。お任せします。

では、こちらで決めさせていただきま(した)す。
貴重なお話ありがとうございました!


先輩とは同世代なので話に共感する部分多かったなぁ。「そうそう!わかる~」と共感しまくりでした。
楽しい海の想い出を語り合えるのは、私たちの世代で終わりにしたくないな。

パパセンパイの本業(NPO法人ディスカバーブルー)のことを訊いた記事はこちら!

「ディスカバーブルー 」Life with the Ocean〜いつまでもこの海と暮らしていくために〜 | NPOインタビュー (localgood.yokohama)

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