通りすがりに…さかな愛でませんか?

11月2日に開催された「食と農林漁業の祭典~ジャパンハーヴェスト2019」の水産女子プロジェクトブースで、魚を愛でるワークショップを開催しました!

丸の内の目抜き通りにずらーっと並んだ農・林・水産…たくさんのブース。
「何があるのかな?」とそぞろ歩く都会のオサレな来場者に「魚、愛でませんか!?」と声をかける勇気たるや…。なかなかの度胸が必要でした(汗)

そんな小心者の初代さかなメデリストでしたが、ずらりと並んだ精鋭鮮魚11種に助けられ、ワークショップは満席に。Thank you fish !!

〔写真左から〕
ハッカク
ハマフエフキ
キンメダイ
ヤナギカレイ
サンマ
マアジ
ハタハタ
カワハギ
イサキ
シシャモ
メヒカリ

ハッカクさんのイカツイ姿は、一番人気かと思ったらそうでもなかった。
小さい子たちには、ちょっと怖かったみたい。ごめんね。

「海に食べ物が泳いでる!」衝撃を思い出したタッチプール

水産女子の体験ブースでは海女さんが狙う生物(アワビ、イセエビ)をタッチプールで展示していました。
全力で威嚇してくるイセエビと対峙していると、強烈な記憶が蘇ります。

海中で魚と見つめあった記憶

初めて潜った海で出会った大きなマダイ。
悠然と泳ぐマダイと目が合った瞬間に感じたあの…モゾモゾ感。
その正体を見極めたくて「さかなを愛でる10ヶ条」が生まれ、魚を愛でて、魚を食べて、さかなメデリストに至るわけです。
なんのこっちゃですが、私にとって「生き物の命をいただく」ことと「魚の命」を実感した瞬間だったのだと思います。

さかなメデリスト大先輩「海女さん」と出会う

ブースでは、初代さかなメデリストの看板なんぞは遙かにしのぐ、ある意味最古の「さかなメデリスト」=海女さんの紹介も充実していました。大人も子供も、海外からの来場者も興味深々。

中でも「海女着を着てみよう!」コーナーは一番人気。
かぶりモノはなんでも得意なワタクシ、早速体験をさせてもらいました。うひひ。

鳥羽の海女さん、小寺さんと一緒に記念写真。やっぱりプロは着こなしが違う!

「愛でる」で繋がる人と海

マダイと目が合ってウン十年、さかなメデリストになって1年ちょい。
気付いたら大都会の真ん中で魚と見つめ合っていました。
魚を愛でる先に一体何があるのか…皆目見当つきませんが、少なくとも誰でも参加できることは分かった。
新しく出会った、海好き、魚好き、海の先輩方から良い刺激を受けながら「愛でる」を極めていきます!